婚活美人.comをご覧の皆さま、
女子力アップ/婚活コンサルタントの澤口珠子です。
以前の記事で、結婚には以下の条件が必要とお伝えしました。
「結婚」=「愛」+「相性」+「条件」
この中で、「相性」には
・食欲
・性欲
・睡眠欲
の観点があります。
本記事では、3大欲求の3つ目「睡眠欲」についてお伝えしますね。
目次
母の教え「結婚したら絶対に夫婦は 寝室が一緒じゃなきゃダメよ!?」
「食欲」「性欲」も大切ですが、「睡欲」も同じぐらい大切!
当たりまえですが、人間は寝ないと生きていけませんから。
私の母の教えの1つに、
「珠子、結婚したら絶対に夫婦は寝室が一緒じゃなきゃダメよ。」
というものがあります。
母いわく、灯りを消して布団に入り、暗闇の中で夫婦で交わす言葉、寝る前に過ごす時間が大切なんだとか。
今は娘2人が独立して、それぞれ部屋が空いたので、両親は別々の部屋で寝ていますがそれまではずっと寝室が一緒で、お布団を並べて寝ていました。
そのせいか、両親はずっと仲が良く、円満な家庭で私は育ちました。
なので、私は結婚に対してネガティブなイメージを一切持っていないのですね。
実際に、夫婦の寝室が同じか別室かで、夫婦円満やセックスレスに影響があるとのデータもあるんですよ!
夫婦仲が「円満」と答えた夫婦の??%が 同じ寝室を使っていると思いますか?
オウチーノ総研が2013年7月、20歳~69歳の既婚者561名を対象に、「夫婦の寝室に関するアンケート調査」を行いました。
結果、夫婦仲が「円満」と答えた夫婦の78.8%が同じ寝室を使っていることが分かったそうです!
旦那様、奥様との夫婦仲は円満ですか?
「円満」
46.6%
「どちらかと言えば円満」
34.0%
「どちらとも言えない」
11.8%
「どちらかと言えば円満ではない」
3.7%
「円満ではない」
3.9%
年代別で見ると、どの年代も円満な夫婦仲が築けているようです。
「円満」「どちらかと言えば円満」
20代 86.7%
30代 76.8%
40代 83.0%
50代 75.0%
60代 81.3%
次に、「円満」「どちらかと言えば円満」と回答した人に、配偶者と同じ寝室で寝ているか、別の寝室で寝ているかを聞いたところ、結果、78.8%が夫婦同寝室を使っていることが分かりました。
中でも、同じベッドで寝ている夫婦は、円満夫婦の37.8%にのぼりました。
旦那様、奥様と同じ寝室で寝ていますか?
同寝室(ベッド同じ)
37.8%
同寝室(ベッド別)
19.5%
同寝室(ベッド以外)
21.5%
別寝室
21.2%
さらに、夫婦円満のためには、夫婦同寝室と別寝室、どちらがいいと思うか尋ねたところ、89.7%が夫婦円満のためには「同寝室の方がいい」と回答しました。
夫婦円満のためには夫婦同室、別寝室、どちらがいいと思いますか?
同寝室 89.7%
別寝室 10.3%
円満夫婦のうち、夫婦関係に「寝室環境が影響している」と回答したのは44.9%でした。
その理由として、最も多かったのが、
「コミュニケーションが増えるから」
次に
「一緒にいる時間は長い方がいいから」
「スキンシップがとれるから」
「夫婦だったらそれが普通だから」
「寝室くらいは一緒の方がいいから」
といった理由が続きました。
今回の調査で、夫婦別寝室を使っていると答えたのは、約4人に1人(26.4%)でした。
また、夫婦仲が
「円満でない」
「どちらかと言えば円満でない」
「どちらとも言えない」と
回答した人だけを見ると、47.7%が夫婦別寝室でした。
その理由を年代別で見てみると、
20〜30代は
「赤ちゃんが夜泣きをするので、旦那の睡眠妨害にならないように」(28歳/女性)
「子どもの授乳があるから」(37歳/男性)
「娘の寝相が悪すぎて、旦那が一緒に寝るスペースがない」(31歳/女性)
というように、子どもに合わせて別寝室になっている場合が多いようです。
一方、40〜60代の熟年夫婦で最も多かったのは「いびき・歯ぎしり等」、次に「生活リズムの違い」が続きました。
寝室環境は本当に「夫婦円満」に影響があるのですね!
セックスレスだと思う夫婦の枕の距離は??センチ!
こちらでは「寝室と性生活のデータ」をご紹介します。
バイエル薬品が全国の30代〜60代の既婚男女823人を対象に実施した「現代社会におけるふたりの寝室と性生活に関する調査」(2006年6月)があります。
自宅の寝室は、どのタイプですか?
<30〜40代男性>
夫婦だけの部屋 44.9%
子供と夫婦一緒の部屋 35.6%
夫婦別室 19.0%
その他 0.5%
<50〜60代男性>
夫婦だけの部屋 61.6%
子供と夫婦一緒の部屋 3.4%
夫婦別室 34.0%
その他 1.0%
働き盛りで子供がまだ小さい30〜40代はやはり、50〜60代よりも圧倒的に子供と夫婦一緒の寝室が多いです。
このデータから、
30〜40代の夫婦の約8割が夫婦同寝室(子供も含め)約2割が夫婦別寝室
ということが分かります。
セックスレスだと思いますか?
<思う>
夫婦だけの部屋 41.5%
子供と夫婦一緒の部屋 11.7%
夫婦別室 46.3%
その他 0.5%
<まぁまぁ思う>
夫婦だけの部屋 49.1%
子供と夫婦一緒の部屋 22.9%
夫婦別室 27.1%
その他 0.9%
<あまり思わない>
夫婦だけの部屋 58.9%
子供と夫婦一緒の部屋 19.8%
夫婦別室 20.2%
その他 1.1%
<全く思わない>
夫婦だけの部屋 63.3%
子供と夫婦一緒の部屋 26.6%
夫婦別室 9.5%
その他 0.6%
セックスレスだと思っている人ほど、夫婦別室の割合が高いのが一目瞭然ですね。
セックスレスだと思う人の約5割が夫婦別室なのに対し、全く思わない人は約1割。
その差は約5倍!
まさに、夫婦別室がセックスレスに影響を与えていることが分かります。
ちなみに、「自分自身もしくは配偶者がEDだと思っている」人の場合、約45%が夫婦別室との結果だそうです。
夫婦だけの寝室の方はどのような寝具を使っていますか?
<1つのベッドまたは布団に二人で眠る>
全体平均 31.5%
EDと思う人 25.1%
<隣接するベッドまたは布団にそれぞれ眠る>
全体平均 49.8%
EDと思う人 50%
<間をあけて置いたベッドまたは布団にそれぞれ眠る>
全体平均 16.1%
EDと思う人 25.1%
全体で最も多かったのは、ベッドや布団を並べて隣で眠るスタイルでした。
確かにこれなら、寝返りなどでお互いの睡眠を邪魔せず、ゆっくり休めますね。
夫婦の枕の距離は何センチ?どのくらい離れて眠っていますか?
全体の平均は66.88m
<セックスレス意識>
思う 84.9cm
まぁまぁ思う 68.80cm
あまり思わない 67.86cm
全く思わない 50.71cm
<ED意識>
医師から診断された 92.19cm
EDかもしれないと思う 75.71cm
EDではない 64.71cm
全体の平均距離は約67センチ。
セックスレスやEDを意識している人ほど、枕の距離が離れているのが分かります。
確かにラブラブな頃は体を、枕を、お布団をくっつけて寝ますよね。
「枕の距離は心の距離」!!!
次回彼と一緒に眠る時は、彼との枕の距離を意識してみましょう(笑)
浮気調査に来る人のなんと??割が夫婦別寝室!?
恐ろしいデータを見つけたので皆さまにシェアしますね!
とある探偵調査によりますと、浮気調査にいらっしゃる方の7割が夫婦別寝室なのだそうです。
夫婦別寝室だと、
・寝る前に浮気相手と電話、メールやLINEをしてもバレない
・夜遅く帰っても別寝室なら相手に気付かれない
・浮気関連のものが隠しやすい
・万が一寝言で浮気相手の名前を言ってもバレない
・セックスレスになりやすい
などなど、色々な要因が重なって浮気をしてしまうのかも?
なので、私は出来れば結婚後は夫婦同寝室をオススメします。
でも、どうしても同寝室で眠れない場合もありますね。
大きな原因は2つあります。
夫婦別寝室になる大きな原因2つとは!?
夫婦別寝室になるきっかけで一番多いのは「子供の誕生」です。
子供の夜泣きがひどく、次の日の仕事を考えて父親は1人で、母親は子供と一緒に眠るパターン。
これに慣れてしまうと、子供の夜泣きが無くなってもなんとなく夫婦別寝室が続いてしまうことに。
それから「睡眠の相性」。
彼のいびきに耐えきれず婚約破棄なんて話も実際にあります。
相手が寝返りを打っただけで目が覚めてしまうほど眠りが浅く、他人と寝ると睡眠不足になってしまう人も。
例えば、私のパートナーは夜中に度々起きてトイレに行ったり、お水を飲むタイプなのですね。
私は夜寝たら朝までぐっすり、一度も起きないタイプなので全然気にならないのですが、眠りの浅いタイプの女性だったら夜中に何度も起こされるので、一緒に眠るのは大変だと思います。
「睡眠の相性」がどうしても合わない場合は、夫婦別寝室にせざるえないでしょうね。
別寝室の場合は、
・日頃からコミュニケーションを沢山取るように意識する
・お休みの前の日は一緒に眠る
・お互いの寝室が隔離空間にならないよう普段から出入りしておく(浮気対策にもなりますね)
などの工夫が大切になりますね。
お互いの寝るタイミングが違って離婚危機!?
最後にまとめと、友人のエピソードをお送りします。
夫婦の寝室が同じか別かは、家庭円満やセックスレス、旦那さんの浮気に影響があるとの実際のデータがあります。
それを避けるために、お付き合いや結婚したら、出来るだけ寝室は同寝室で。
お子さんの誕生や、お互いの睡眠の相性でどうしても別寝室を選ぶ場合は、日頃からコミュニケーションやスキンシップを意識して沢山取るようにしましょう!
また、お互いの寝るタイミングも重要なようです。
私の友人のエピソードをご紹介しますね。
起業したばかりで仕事に燃える彼女は、夜遅くや朝方までパソコンに向かう日々。
旦那さんは会社員なので、次の日に備えて、0時には1人で就寝していました。
彼女は寝るタイミングがお互いバラバラでも全く気にしなタイプだったのですが、旦那さんは1人でベッドに入るのが不満だったのですね。
(きっと寂しかったのでしょう笑)
そこからすれ違いが生じ、なんと離婚の危機に!
結局、二人で話し合い、彼女も旦那さんと一緒のタイミングに寝て、朝早く起きてお仕事をするスタイルに切り替えました。
その結果、夫婦仲は以前より良好になったそうですよ。
最後に
人間の3大欲求における「相性」睡欲編、いかがでしたでしょうか。
睡眠の相性は、パートナーとの相性にとても密接に関わっていることがお分りいただけたかと思います。
婚活美人.comをご覧の皆さまは、ぜひパートナーの方との睡眠に関するトラブルは未然に防止されてください。
それでは、次回もお楽しみに!