婚活美人.comをご覧の皆さま、
女子力アップ/婚活コンサルタントの澤口珠子です。
「先生、『結婚』と『恋愛』は違いますか?」
私のスクール体験会でよく聞かれるこの質問。
きっと、同じようにお悩みの方いらっしゃるのでないでしょうか?
本記事では「恋愛」と「結婚」の違い、結婚に必要な条件についてお伝えします。
目次
「恋愛」と「結婚」は違うか?結婚に必要な3条件とは!?
まず、「恋愛」と「結婚」は。。。
違います。
私が考える「結婚」に必要な条件は、以下の3つです。
「結婚」=「愛」+「相性」+「条件」
一方、「恋愛」はこのうちの1つ、「愛」さえあれば、成立します。
そして、もう1つ「相性」も揃えば、その交際は長続きしやすいでしょう。
離婚する人は、この3つのうち、どれか1〜2つで結婚した可能性が高いです。
ただし!
結婚は、「愛」と「相性」だけでは成り立ちません。
結婚には「愛」「相性」「条件」、この3つ全てが必須です。
結婚に必要な条件3つ
(1)愛
(2)相性
(3)条件
これから1つずつ、くわしくお伝えしていきますね。
「恋愛」の寿命は長くもって「??年」!?結婚に必要な3条件1つ目「愛」
まず1つ目の条件、「愛」についてお伝えしますね。
1、「愛」
「結婚に必要な3つの条件」の1つ、「愛」とは、「恋」や「恋愛」ではありません。
人類学者ヘレン・E・フィッシャーによると、
「生物学的に見れば、人間の男女の愛は4年で終わるのが自然である」
のだそう。
世界的にみても、結婚後4年で離婚する夫婦が多いのです。
(世界62の国と地域で調査した結果)
これはどうしてかというと、人は恋に陥るとPEA(別名「恋愛ホルモン」)という脳内物質が大量に分泌されます。
彼の全てが大好き!
彼のことを考えると、夜も眠れない、何も手につかない、
胸が一杯で食欲が湧かない、、、
まさにこんな状態がそうです。
それが、恋をして2〜3年経つと、このPEA(別名「恋愛ホルモン」)の分泌量が徐々に減ってきます。
そうすると、パーフェクトな理想の王子様だと思っていた彼が、実はどこにでもいる普通の男性だったと気付くのですね(笑)
彼の優しさが優柔不断に思えたり、
彼の食べ方や話し方が気になったり、
今まで気にならなかったことが気になってきたり、
今まで見えていなかったことが見えてきます。
何度もメールレッスンでお伝えしていますが、結婚は毎日続く平凡な日常です。
「恋愛」時代は、相手のことが好きだから許せていた事も、許せなくなるのが「結婚」生活です。
あばたもえくぼであった恋や恋愛が終わった後、その後に残るのが、
「結婚に必要な3つの条件」の1つ、「愛」なのです。
生物学では、PEA(別名「恋愛ホルモン」)が分泌されなくなると、脳内からセロトニンが分泌されます。
セロトニンは、安心感や多幸感を与えてくれるホルモンで、長く交際している相手と一緒にいることで分泌が高まります。
まさに、結婚生活を続けるのに必要なホルモンですね!
婚活美人.comをご覧の皆さんのお相手は「人間として」いかがですか?
男性・女性である前に、一人の人間として愛せますか?
彼のことを「人として愛おしい」と思えますか?
一時の情熱だけではなく、「愛」を育めるお相手なら、1つ目の条件はクリアです!
人間の??欲求が合うかどうかが大切!結婚に必要な3条件2つ目「相性」
次に2つ目の条件、「相性」についてお伝えします。
2、「相性」
ここでの「相性」には「価値観」も含まれます。
何度もいいますが、結婚って、毎日続く平凡な日常生活です。
当たり前ですが毎日顔を突き合わせ、同じ空間で過ごす訳です。
「相性(価値観)」が合わないと、一緒に暮らし続けることは出来ません。
逆に「相性(価値観)」が合う男女は、一緒にいて楽で居心地が良いので、交際や結婚に至りやすいですし、長続きしやすいといえます。
この「相性」は幅広いです。
まずは、いわゆる「人間の3大欲求」です。
(1)食欲
・味覚、味付け
(濃い、薄い、好みの味付け、など)
・食の好み
(和食派、洋食派、カレーやパスタなど子供っぽいものを好む、ヘルシー志向、ベジタリアン、など)
・食べ方
・食習慣の違い
など
(2)性欲
・体の相性
・性欲の強弱
・性の趣向
など
(3)睡眠欲
・睡眠の相性
(一人で寝たい/一緒に寝たい)
・いびきが我慢できない
・暑がりと寒がり
など
結婚相手を求める前にまず考えてほしいこと
最後に3つ目の、「条件」についてお伝えしますね。
3、「条件」
「条件」と聞いて、まずパッと思い浮かぶのは「年齢」と「年収」でしょうか(笑)
婚活コンサルタントとして沢山の方の相談をお伺いして。。。
女性は男性の「年収」
男性は女性の「年齢」
を気にされる方がすごく多いと実感しています。
その他、条件は様々なものがあります。
・外見(身長、ハゲ、メタボなど)
・学歴
・バツイチ/バツイチでない
・子あり/子なし
・喫煙/喫煙でない
・都会暮らし/田舎暮らし
・長男/長男でない
・親と同居/同居でない
・一戸建/マンション
・共働き希望/専業主婦希望
などなど。
ここで、今一度しっかり!!!!
婚活美人.comをご覧の皆さんにご自分と向き合っていただきたいのです。
それは、、、
今後自分はどんな人生を生きたいのか?
出産したいのか?それは絶対か??
今の仕事を続けたいのか?
他の仕事でもいいのか?(転職、パートナーの都合に合わせて)
専業主婦がいいのか?
などなど。。。
今一度しっかり!!!!考えてほしいのです。
もう良い大人なのですから、自分のお尻は自分でふきましょう!
ご自分と向き合うポイントはただ1つ。
それが本当に自分が求めるものなのかどうか?
心の声に耳を傾けること、です。
決して、世間や親、兄弟、今までの彼氏、友達からの刷り込みではないこと。
他人の人生ではなく、自分の人生です。
自分自身が決めましょう。
自分以外の人間に、とやかく言われる筋合いはありませんし、自分以外の人間に、自分の人生を委ねるのってとても危険だと思いませんか?
ちょっとお下品な表現ですが。
もう良い大人なのですから、自分のケツは自分でふくのです。
「今後自分はどんな人生を生きたいのか?」
これらが明確になると、結婚相手に求める「条件」が明確になります。
例えば、今、結婚相手に求めている年収は本当に必要なのか?
結婚後も、絶対に仕事を続けたい!のであれば、2人で働いて、世帯年収600万円あれば大丈夫。
それなら、年収にこだわるよりも、家事や育児に協力的で、私の仕事を応援してくれる男性がいい。
など、今まで結婚相手に求めていた「条件」が変るかもしれません。
最後に
この記事をきっかけに、ご自身の人生を今一度じっくりとフィードバックしていただき、「結婚」も含めた人生の「在り方」について考えていただければと思います。
それでは、次回もお楽しみに!